なんとなく立ち寄った不動産仲介業者屋さんにて

旦那が30代後半、私が20代後半くらいの頃の話です。私たちは2人共地元から離れて結婚生活を送っておりました。当時は、わりと有名な観光地がある地域の駅近のアパートに住んでいました。旦那は会社まで電車通勤でした。賑やかな繁華街に徒歩で行けるのに、アパートの周りは畑があったりしてのどかな場所でもあったので気に入っていました。

 

そんな時、旦那の勤めている会社が場所を移転することになりました。建物も古くなり狭くなってきたので、もっと広い土地に新しい建物を造るということで大変喜ばしい事です。しかし…移転するとアパートからは通いずらいので新しいアパートを探すべく不動産屋を見て回っていました。
ある日なんとなく立ち寄った不動産屋で営業マンに乗せられたからか、いつの間にか一軒家も視野に入れて探していました。

 

会社には定年まで勤めあげるつもりだし、確かに同じ家賃を払うなら自分の財産になった方が良いに決まっています。年齢的なこともあり、思い切って新築一戸建て購入を決めました。まずはなんといっても土地!私たちは地方の田舎に生まれ育ったので、隣家との間が1m…なんて耐えがたいものがあったし、最初から候補にありませんでした。その件は不動産屋の営業マンにも伝えていました。

 

実際に土地を見に行ってみると、案内されるのは周りが家に囲まれていてポツンと空いた場所だったり希望の坪数よりもあきらかに狭い場所、事故物件…と言わないまでも進んでは購入したいと思えないような場所でした。私たちが探してるのは違うんですよね〜なんて話しながら最後の候補地へ。最後にとっておきを用意してました。それまで散々な土地を見てきたもんだから…即決でした。これが営業のやり方か〜と思いました。
土地さえ決まれば後はトントン拍子で家が建ちました。設計士さんと打ち合わせをしてる最中に妊娠が発覚しおめでたい事が続きました。
無事に引っ越して赤ちゃんも生まれ、旦那の通勤は車で10分程の近さになりとても楽になりました。
ただ…この不景気でローンが大変なのが切実な悩みです。


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